信頼ポイントを貯めよう

 

こんにちは、キノです!

 

みなさんは有名な自己啓発本である「7つの習慣」ってご存じですか?

 

私はビジネスを始めた次の日に書店で購入し、1ヶ月かけて読んだのですが、

その中に出てくる話の1つに、「信頼口座」というのがあります。

 

最近、信頼口座について「あれ、これってもしかして・・・」という出来事があったので、お話できればと思います。

 

結局、何をやるにしても「人と人」です。1人でできることなんてたかがしれています。

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ビジネスは孤独なイメージを持つ人もいるかも知れませんが、利益を得るためには、まず私を信用・信頼してもらわないといけません。

 

その上で、この「信頼口座」という考え方は私たちの日常生活で頻繁に起こることの土台になっています。

 

信頼口座とはなんだろう?と疑問に思った方は、ぜひ最後まで記事に目を通してください。

 

今まで疑問だった「私はなぜ信頼されないんだろう」というもやもやした気持ちが晴れるかもしれません。

 

では、スタート!

 

 

 

 

 

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今回の記事で私が1番伝えたいことは

信頼ポイント総数=相手からの信頼」ということです。

 

 

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そもそも信頼口座とは何か、簡単に言うと、

「その人にとって良いこと嬉しいことをすると、その人の信頼口座にお金(この記事ではわかりやすくポイントとします)が貯金されていきます。そして、その人にとって良くないこと、嫌なことをしてしまうと、信頼口座の貯金からお金が引き出されます。」

預金残高=その人が、自分に対してどれだけ信頼を寄せているかの指標になるという考え方です。

 

少し例を出しましょう。私が大学にいるときに起きた出来事です。

私が大学2年生の頃からずっとお世話になり、可愛がってもらっていた大学のA先生がいました。

私の頑張りと成長を認めてくれていて、あるイベントの時、私がリーダをしたことがきっかけで、今まで以上に信頼を寄せてもらいました。

3年生になり大きなイベントがありました。責任者は、そのお世話になっていたA先生でした。A先生は私たちのために必死で動いてくださり、参加メンバーはみなA先生を信頼していました。もちろん私もそうです。

しかし、私はイベント期間中「報告・連絡・相談」を何度も怠り、笑顔と挨拶もおざなりになり、A先生から繰り返し指導を受け、大きく失望されました。

イベントが終わり、私はA先生とイベントが始まる前と同じような気持ちで関わりました。

A先生は怒らず、いつも通り笑って私を褒めてくれます。

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このときの私は、A先生の信頼口座には、2年次に貯めたポイントがまだたくさん残っている物と考えていました。

 

そして3年生の終わり、A先生主催の新しいイベントがあった際、学生から選ばれる発表者数名と、コメンテーターの欄に、私の名前はありませんでした。

単純に実力がないと見なされたのかもしれません。しかし今までのA先生だったら、迷わず私を選んでくれていたと私は思っています。

なにか理由があったのかもしれません。私が自分を過信しているだけかもしれません。

しかし、私はひどくショックを受けました。

そして、なぜ私が選ばれなかったかを考えた時、気がついたのです。

 

私が2年次に貯めたポイントは、3年次の失態で大幅に減少し、すでに底をついていたことに。

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また、イベント後にポイントを挽回する機会がなかったのも要因の1つだと思います。

A先生に対する失礼さや謙虚さの欠如、期待を裏切ってしまったこと。

これらは全てポイントが口座から引き出された原因です。

 

みなさんは疑問に思ったことはありませんでしたか?

なんで私はこの人に信頼されないんだろう

なぜ私ではなくてあの人が選ばれるんだろう

 

これらは全て、信頼口座にポイントが貯まっていないことが理由です。

 

 

では、信頼口座にポイントを貯めるにはどうすればいいのか。

 

その答えは「日々の積み重ね」です。

ポイントは一朝一夕で貯まりません。

信頼されたい人に廊下ですれ違ったら、笑顔で挨拶しましたか?

遅刻したり、やるべきことをやらず放置していませんか?

 

信頼されたいなら、信頼口座のポイントを貯める。

ポイントを貯めるためには、その人に対して誠実であることが大切です。

ポイントは日々増減しています。

そのことを意識することがまず重要ですし、意識できれば、なにか腑に落ちないことがあったときに、「あぁ、まだポイントが貯まっていないんだな」と余計な心配をせず納得することができます。

 

そして、相手の信頼口座にどれだけポイントがあるかを把握することも大切です。

頼みたいことがあったときに、「あの人には今まで尽力してきたし、ポイントもまだ多く残っているだろう。頼んだら引き受けてくれそう」と考えることもできます。

人間関係をこの「信頼口座」をもとに考えると、自分がその人に対して何をすべきなのかがわかってきますし、ポイントを増やす方法がわかれば、普段の行動や習慣にも変化が起こってきます。

 

今すぐ、「信頼口座の貯金を増やすために、笑顔で、大きな声で挨拶すること」から始めて見てください。知らず知らずにポイントが貯まっていき、その人のあなたに対する接し方が変わってくること間違いなしです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!